女性疑問

スロージューサーに関して、なんとなく理解できたけど

  • 何ができて
  • 何ができなくて
  • 使うメリット
  • デメリット
  • 類似家電(ミキサー/ジューサー)との違い

このへんがイマイチはっきりしないのよね・・。

 

なるほど、そうですね・・??ミキサーやジューサーとは搾汁の方法が違うようだ・・!というのは理解できても、じゃその違いから生じるメリットデメリットは何??

という感じでしょうか?

 

ご安心ください!1つずつ解説していきます。

スロージューサーとは?

スロージューサーとは

 

上記の通りですが、まずは「おさらい」をしておきましょう。

 

スロージューサーとは、従来のものよりも低速で食材を搾れるジューサーです。野菜や果物がもつ水分だけで、果汁100%のジュースをつくることができます。

 

搾汁の仕組みや性能の比較・違いは以下の通りです。

スロージューサー 高速ジューサー
製品写真 ホールスロージューサー・EVO-800 高速ジューサー
回転数(1分あたり) 30~60回転 8000~15000回転
スクリュー 樹脂製の石臼のようなスクリュー 金属製のカッターブレード
搾汁方法 圧縮・すりつぶしながら搾る 切り刻む

 

 

できること・できないこと

仕組みと違いを理解したら、次のステップ!

 

女性教えて

スロージューサーで 何ができる?何ができない?教えて!!

スロージューサーで【できること】

スロージューサーを使ってできること、めちゃめちゃ多いです!

①栄養豊富なフレッシュジュースが作れる

なんといっても、まずはコレでしょう!!

 

自分や家族の健康のために、たくさんの野菜を取りたいと思っていても、毎日続けるのはなかなか難しいことですよね??

 

スロージューサーを使えば、栄養豊富なフレッシュジュースを簡単につくることができます。

 

食材をすりつぶしながら、ザルの部分で不溶性の繊維質が除かれるので、できあがりのジュースは、サラサラとした仕上がりで飲みやすく、日々の生活に取り入れやすいのです。

 

スロージューサーは、

  • 低速回転で摩擦熱の発生が抑えられる
  • 空気混入による酸化も少ない

 

このような理由から、特に野菜や果物のビタミンや、ポリフェノールなどの酵素を壊さずに、そのままとりいれることができるのが特徴です。

 

消化に時間のかかる繊維質が除かれることで、胃腸に負担をかけず、生の野菜に比べて身体への吸収率が大幅にアップ。

 

様々な野菜や果物を一緒に搾汁することができるので、好みや体調に合わせて、オリジナルのジュースを楽しみましょう。

②料理の仕込みに使ってみよう!

料理の下準備にも

食材を「水分」と「繊維質」に分けられることに着目すると、使い道がぐんと広がります。

 

例えば、人参の細かいみじん切りや、大量の大根おろしや玉ねぎなど、手で全部やるとなると結構時間かかりますよね。

 

ジューサーで分離させ、あとで水分を合わせれば料理時間の短縮にもなるという裏技的使い方もしています!

 

また、

  • 水に浸した大豆 → 豆乳とおからに
  • 水に浸したアーモンド → アーモンドミルクとプードルに

 

など、スロージューサーを使うことで、料理やお菓子の幅も広がります。

③残った繊維質を活用できる

しぼった後に残る栄養たっぷりの繊維質は、料理やお菓子にも大活躍。カレーやハンバーグ、ドレッシング、スープなど、日々の料理に混ぜて使えます。

 

これで食物繊維の補給もバッチリで一石二鳥です!

 

それ以外にも、マフィンやケーキなど、お菓子づくりの材料として使うことで、甘いだけでなく食物繊維を取る機会が増え、自然とヘルシーな食生活に近づけます。

>>繊維質の活用方法具体例はコチラ

④フローズンデザートを楽しめる

付属のフローズンストレーナー(※キレイショップだけの特典)を使って、凍らせた野菜や果物をフローズンデザートにすることができます。

 

フレッシュな果物を使用したシャーベットや、ピューレ、フローズンヨーグルト、あずきバーなど、無添加のデザートをおうちで楽しむことができますよ。

スロージューサーで【できないこと】

できないというか、ちょっとイマイチだなと思う点について!

スムージーがイマイチ

スムージーが作れない

スロージューサーでしぼる際には、ジュースと繊維質が別々に出てくるため、ジュースには不溶性食物繊維が含まれません。

なので、通常のとろみのあるスムージーはつくることができません。

 

別売りの「スムージーストレーナー」を使うとスムージーを作ることが可能です。

 

しかし、実際に作ってみると、思った以上に野菜や果物の繊維がザルに残ってしまい、サラッとした仕上がり、スムージー独特の「ドロッと感」があまり感じられないのです。

 

本来の食物繊維たっぷりのスムージーをつくるのには、やはりミキサータイプが適していると思います。

 

また、粘り気の多い食材やなども使用できません。

スロージューサーを使うメリットとデメリット

女性疑問

スロージューサーのメリットは?本音としては「デメリットの方を」根掘り葉掘り聞きたいのよね。

そうですよね。。

メリットはたくさんあるのはご承知の通り。でも、購入して気が付いたデメリットもあるのでご紹介したいと思います。

メリット

【メリット】

  • ①酵素やビタミンなど栄養がたっぷり
  • ②掃除が安全(金属刃ないので)
  • ③夜でもOK!静かです
  • ④水分少なめの食材でも搾れる

ビタミンや酵素たっぷり

  • 搾汁中に空気に触れにくいので酸化を防ぐことができ、
  • カッターで切断しなのでビタミンやフィトケミカルが壊れにくい!

 

これはスロージューサーの大きな強みです!ビタミンや酵素などの栄養をまるごといただくことができます。

 

また、生野菜だと、たくさんの量を食べることができない葉野菜類も、ジュースにすれば簡単に取り入れることができます。

安全に洗える

低速ジューサーでは金属刃を使わないので、パーツを安全に洗うことができます。

 

スクリューやドラムキャップは、使用後すぐになら水洗いだけでもキレイになり、想定していたよりも手入れはしやすいと言えます。

運転音が静か

スクリューが低速で回るので運転音が静か。早朝や夜の遅い時間でも、周囲への騒音になることはありません。

硬い食材でも搾れる

また、強い圧力で時間をかけてしぼるので、水分の少ない食材からもジュースをつくることができ、人参や生姜など硬い食材も短時間でしぼることができます。

デメリット

【デメリット】

  • ①材料費がかかる
  • ②残る繊維質(=搾りかす)の量が多い
  • ③時間がかかる

材料費がかかる

食材をスロージューサーにかけると、だいたい半分がジュースに、もう半分が繊維質として別れて出てきます。

 

1杯のジュースをつくるのに多くの材料が必要となり、ミキサーで作るスムージーよりも費用が掛かるのは事実です。(その分、栄養も効率的に摂れるのですがね!)

残る繊維質(=搾りかす)の量が多い

常にジュースと同じ量の繊維質がでてきてしまいます。

 

使い道はたくさんあるですが、毎日ジュースを作りたい場合は残る量も多いため、その活用を考えながら使うのは面倒と感じるかもしれません。

>>搾りかすの有効活用方法はコチラ

時間がかかる

慣れたらそうでもありませんが、さすがに高速ジューサーと比べると、できあがりまでの時間や、パーツの洗浄(特にザル部分)に時間がかかるといえます。

 

デメリットをさらに詳しくまとめたのはコチラ!

【使用して判明】スロージューサーのデメリット8選!隠れた欠点を列挙!

>>スロージューサーのデメリット

 

スロージューサーと類似家電の違い

ミキサーとの違い

ミキサーでは、野菜や果物などの食材を、粉砕・攪拌し、固体から液体状にすることができます。ガラス容器の底についている刃で、モーターと連動した回転によって細かく砕いていくのが特徴です。

 

スロージューサーでは、野菜や果汁のみの水分でしぼることができますが、ミキサーでは水や牛乳などの液体も必要となることがほとんどです。(果汁100%ジュースは作れない)

高速ジューサーとの違い

スロージューサーは、低速で食材をすりつぶしてしぼるのですが、高速ジューサーでは、カッターで細かく切削してすりおろします。

 

固い食材も素早く粉砕し、できあがりのスピードも早いので、忙しい朝でも手軽にジュースをつくることができます。

(高速切断するため、栄養素は壊れやすいです)

 

高速だからこそ、スロージューサーに比べて回転の音は大きくなります。

ブレンダーとの違い

ブレンダーとは、ミキサーと同じものを指します。日本では先にミキサーという呼び方が広まり、海外ではブレンダーという名称が使われています。

 

ブレンダーの中には「ハンドブレンダー」という手持ちタイプもあり、調理中の鍋に挿入して、簡単に混ぜたりスープ状に攪拌したりできる便利なアイテムです。ミキサーと同じく、繊維質も一緒に粉砕するため、できあがりはとろみのある液体となります。

【違い】コールドプレスジュース・100%ジュース・スムージー

スロージューサー 高速ジューサー ミキサー
商品 ホールスロージューサー・EVO-800 高速ジューサー
ジュースの呼び名 コールドプレスジュース (一般的な)100%ジュース スムージー
搾汁方法 搾る 切断&遠心分離 切断
繊維質の量 少ない 普通 多い
栄養価の損失 損失【小】 損失【大】 損失【大】
口あたり さらっと 比較的さらっと ドロドロ

 

各ジュースの違いは上の表のとおりです。

 

大きな違いは、

  • ジュースに残る繊維の量
  • 栄養価の損失具合

 

スロージューサーでは、素材を「搾る」ので繊維は取り除かれます。また、カッターブレードでの切断をしないため、栄養価の損失は最小限に抑えれます。

 

食物繊維には

  • 水に溶ける「水溶性食物繊維」
  • 水に溶けない「不溶性食物繊維」

 

があります。水溶性はどのジュースでも摂取でき、不溶性はコールドプレスジュース では除かれます。

 

「スムージー」は、野菜や果物をまるごとミキサーにかけるので、両方の食物繊維を豊富にとることができます。繊維質が多い分、とろっとした飲み口で、腹持ちもよいのが特徴です。逆に、胃腸が弱っている時や、子供や高齢者方にとっては消化の負担になることもあります。

 

「コールドプレスジュース」 は、ビタミンや酵素などの栄養を豊富にとることができます。繊維質が除かれるため、胃腸への負担が少なく消化へのエネルギーを抑えることができるのも特徴です。野菜や果物の水分だけがジュースになるため、サラッとした飲み口になります。

 

繊維質をたっぷり摂取し、満腹感も欲しい時は「スムージー」を。胃腸に消化の負担をかけずに、短時間で栄養を摂取したい時は「コールドプレスジュース」 がおすすめです。
その日の体調や状況に合わせて、ぜひ自分にぴったりな選択をしていってくださいね!

 

 

私が使用しているスロージューサーはクビンス。是非レビュー記事もご覧ください!

【レビューブログ】クビンスホールスロージューサーEVO-800!りんごが入らない!?

【レビュー】クビンスホールスロージューサーEVO-800!りんごが入らない!?